CTEPH.jp 医療関係者の方

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PEA(PEAの実際)

手術手技の実際

手術手技の実際

PEAには、側方開胸法と超低体温法の2つの術式がありますが、現在、側方開胸法によるPEAはほとんど行われておらず1)、人工心肺下に胸骨正中切開、超低体温間歇的循環停止法を用いて行われる両側肺の肺動脈内膜摘除法が、CTEPHに対する標準術式となっています2)、3)

【患者】
症例:CTEPH患者
年齢:59歳
性別:女性
2011年頃より労作時呼吸困難あり。2014年7月14日に呼吸困難が増強。CT,エコーで急性肺塞栓症、肺高血圧症、深部静脈血栓症(右下肢)と診断。抗凝固療法にもかかわらず軽快せず、最終的にCTEPHと診断され、手術目的で当院紹介。PAG:中枢型。
右心カテーテル検査:mPAP= 44mmHg、CO=2.09L/min、PVR=1524dyne・sec・cm-5、TPR=1676 dyne・sec・cm-5
6 分間歩行:460 m VC: 128% %FEV1.0: 64% NYHA III PO2 81mmHg、PCO2 32 mmHg

略語

  • PEA: pulmonary endarterectomy :肺動脈内膜摘除術
  • CTEPH: chronic thromboembolic pulmonary hypertension:慢性血栓塞栓性肺高血圧症

References

  • 1)循環器病の診断と診療に関するガイドライン(2011年度合同研究班報告)肺高血圧症治療ガイドライン(2012年改訂版)
  • 2)Jamieson, S.W.et al.: J Thorac Cardiovasc Surg 106(1):116-126,1993
  • 3)Jamieson, S.W.et al.: Ann Thorac Surg 76(5):1457-1462,2003