Bayer Logo Bayer Logo Bayer Logo Bayer Logo

呼吸器科医が診るCTEPH(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)の診断プロセスVol.2

Diagnostic process of CTEPH

呼吸器科医が診るCTEPHの診断プロセス Vol.2 Chapter1 2019年作成

呼吸器科医が診るCTEPHの診断プロセス Vol.2 Chapter1 2020.2.18更新

YYMMDD Author/Uploaded by

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua.

    呼吸器科医が診るCTEPHの診断プロセス、前回はCTEPHの病態についてご紹介しました。今回はCTEPHの治療について、引き続き、千葉大学医学部附属病院呼吸器内科の坂尾誠一郎先生よりご解説いただきます。

    CTEPHの治療では、中枢の血栓を取り除く「肺動脈内膜摘除術(PEA)」がゴールドスタンダードです。

    胸骨の正中切開により開胸を行い、器質化血栓を血管の内膜ごと剥離します。非常に難度が高い手術ですが、今でもゴールドスタンダードとなっています。実際、手術により血栓を取り除くと、平均肺動脈圧(mPAP)や肺血管抵抗(PVR)が低下することを経験しています。

    Alt tag

    ただし、mPAPや心機能の程度、閉塞部位や重篤な合併症の有無などにより、PEA適応とならない場合があります。

    Alt tag

    その場合には、先端に風船のように膨らむバルーンがついた特殊なカテーテルを首や腕、脚などの太い血管から挿入し、肺動脈の血栓のあるところでバルーンを拡張させて閉塞を解除する「バルーン肺動脈形成術(BPA)」が行われます。

    Alt tag

    また、CTEPHにおける新しい治療として、可溶性グアニル酸シクラーゼ(sGC)刺激薬リオシグアトが2014年1月に「外科的治療不適応又は外科的治療後に残存・再発したCTEPH」に使用できるようになり、新たな治療選択肢となりました。

    Chapter2

    選択的血管拡張薬「リオシグアト」の有用性

    関連ページ

    アデムパスWEBカンファレンスについて

    ・視聴環境に問題ないことを確認いただくため、前日までに必ずテスト配信の視聴をお願いします。
    ・ID/パスワードについては弊社担当者までお問い合わせください