『CTEPH バルーン・ドリーム』プロジェクト・レポート

レポート16月3日(金)開催
『CTEPH バルーン・ドリーム』キックオフ・イベント

2016年6月3日(金)に渋谷モディ 1F 店頭広場(東京都渋谷区) でCTEPH(慢性血栓塞栓性肺高血圧症)の認知促進と患者さんの支援を目的とした活動『CTEPH バルーン・ドリーム』プロジェクトのキックオフ・イベントを開催しました。

オープニングステージ

オープニングステージには、CTEPH啓発大使でプロサッカー選手の細貝萌さんが登場。啓発大使になられたきっかけや、4年目を迎えたこれまでの活動について振り返りました。
また、今回の『CTEPH バルーン・ドリーム』プロジェクトについて「患者さんの支援のために、今日は全力で頑張ります。そして、このイベントを通じて、少しでも多くの方にCTEPHという病気を知ってもらえる機会にしたいと思います」とコメントされました。

患者会を代表し、特定非営利活動法人 PAHの会 村上理事長(左)、特定非営利活動法人 ASrid(アスリッド)西村理事長(右)からは、『CTEPH バルーン・ドリーム』プロジェクトに対して、「肺高血圧症(PH)の患者さんは、息苦しさや身体のだるさなどから風船を膨らませることができません。たくさんの方に応援いただくことで、患者さんたちも病気と闘う勇気と希望をもらえると思います」とイベントへの期待を語られました。

続いて、巨大バルーンアートを制作する、バルーンアーティストのSHINOさんが登壇。患者さんへの事前アンケートで、最も行きたい場所に選ばれたフランスのエッフェル塔を制作するにあたって、「患者さんが希望した場所の象徴をバルーンで表現する。バルーンアーティストである私にとって、これほど心を動かされることはありません。全力で、そして気持ちを込めて、患者さんが喜んでくださるエッフェル塔を完成させたいと思います」と力強く語られました。

細貝選手と肺活量勝負!「肺活量チャレンジ」

風船を1つ膨らますごとに、1つ500円と換算して、CTEPHをはじめとするPH患者さんの支援につなげる今回のイベントの企画として、細貝さんと一般参加の方が制限時間内に何個バルーンを膨らませられるかを対決する、「肺活量チャレンジ」を行いました。

チャレンジ前のウォーミングアップとして、細貝さんは華麗なリフティングを披露し、会場を沸かせました。細貝選手に勝った方には細貝さん直筆のサイン色紙がプレゼントされました。

「肺活量チャレンジ」では、大勢の方にご参加いただき、合計354個のバルーンができ上がりました。

SNSパネル撮影会

続いて、細貝さんと参加者とのSNSパネル撮影会が行われ、「いいね!」1件が100円の支援金につながる、『CTEPHバルーン・ドリーム』プロジェクトのFacebookページへも、たくさんの方にご参加いただきました。

バルーンでエッフェル塔を作ります!「巨大バルーンアート制作」

息苦しさなどがあり風船を膨らませることができないCTEPHの患者さんに代わって、みんなでバルーンを膨らませて支援につなげる今回のイベントでは、細貝さんや専門医、バイエル薬品社員、「肺活量チャレンジ」の参加者など一般の方が膨らませたバルーンを使って、バルーンアーティストのSHINOさんが巨大バルーンアート制作に取り組みました。

制作されたのは、患者さんへの事前アンケートで、最も行きたい場所に選ばれたフランスのエッフェル塔。参加された皆さまのご協力で、バルーンの総数が390個の高さ約3メートルのエッフェル塔が完成しました。

川上崇史先生によるCTEPH講演会

慶應義塾大学医学部 循環器内科 特任講師 川上崇史先生よりCTEPHについてご講演がなされ、「CTEPHは、依然、ほとんど知られていない病気です。現在では、治療法も増えてきていますので、まずは病気を知っていただき、少しでも思い当たる症状があれば、専門医を受診してください」と、早期発見・早期治療の重要性を訴えかけられました。

トークセッション

最後は、細貝さん、村上さん、川上先生、SHINOさんによる、トークセッションを行いました。

冒頭で、細貝さんより、支援にご協力いただいたバルーンは1,244個、『CTEPH バルーン・ドリーム』プロジェクトFacebook公式ぺージの「いいね!」数が832件で、累計額が705,200円となったことが発表されました。

■細貝さんのコメント

患者さんの希望であったエッフェル塔をSHINOさんの素晴らしいバルーンアートで作っていただきました。CTEPH患者さんを支援したいという一人一人の想いがつながった証だと思います。まだまだCTEPHという病気を知らない人もたくさんいらっしゃいます。今後もCTEPHという病気をもっと多くの方に知ってもらい、支援の輪を広げていただけるよう活動していきたいと思います。

■SHINOさんのコメント

CTEPH患者さんの支援につながる巨大バルーンアートを制作することができて光栄でした。少しでも、患者さんの励みとなったようでしたら嬉しいです。

■村上さんのコメント

今日は、患者さんもこの会場に来ており、完成したエッフェル塔を見て心から喜んでいます。こんなに多くの方の気持ちをいただき、皆さんに深く感謝申し上げたいと思います。

■川上先生のコメント

CTEPHを知っていただくことが、患者さんが治療にたどりつくことの助けとなります。様々な機会を通して多くの方に知っていただきたいと思います。